macOSをCatalinaにしたらfish shellの補完が遅くなった話

1. 問題

fish shellでは下図のように，コマンドを入力すると途中で候補を薄く表示してくれて，TABを押すことでそれが補完されます．

候補が薄く表示され，TABを押すことで補完される

反応もディレイなしと，非常に使い勝手が良かったのですが，Catalinaにアップデートしてから反応が悪くなりました．

私の環境では，clearのcleまで入力してTABを押してから約1秒待たされるようになりました．

2. 解決策

Luminarで読み込んだRAW画像の色がおかしい

概要

Luminarをお使いの方で，RAW画像を読み込むと色がバグって表示される方はAdobe DNG Converterを使うと解決するかもしれませんというお話．

for Mac: Adobe - Adobe Camera Raw and DNG Converter : For Macintosh : Adobe DNG Converter 12.0

for Windows: Adobe - Adobe Camera Raw and DNG Converter : For Windows : Adobe DNG Converter 12.0

(左) RAWデータをそのまま読み込んだ画像，(右) DNGへと変換後の画像

Mojaveにアップデートしたら jupyter notebook で設定したフォントが適用されなくなった

jupyter notebookのフォントを，等幅で見やすい Rictyフォント に変更していた． デフォルトのフォントはインデントが分かりづらい上に，文字も見づらい．

デフォルトフォント

Ricty フォント

MacOS MojaveにアップデートしたらURLをCommand+クリックでsafariの新規タブが開かなくなった

Mojaveにアップデートするまでは，safariやChromeでURLをCommand+クリックすることで新規タブを開きまくってた．

調べ物するときに検索結果をタブでポチポチ開きまくれるので重宝していた．

しかし，Mojaveにアップデートしてからは上記の技が使用できなくなり，非常に困った． URLをCommand+クリックしてもそのURLにページ遷移するだけで，ストレスの貯まる日々．

「Mojave safari command クリック 新規タブ 開かない」

「Mojave safari commmand click not working」

検索ワードを変えつつググっても一つも情報が出てこない．

ということは，safari特有の問題と言うより，自分の環境に問題があると思い，拡張機能を全てOFFにして確認． 案の定，Command + クリック で新規タブでURLを開くことができ，原因も特定できた．

matplotlibでtexコマンドとformatを組み合わせるときにハマった話

要約

matplotlibでtexコマンドとstr.format()メソッドを併用した次のコードで問題が発生しました．

title = r'\texttt{shape}, $\mathrm{eps} = {eps}$'.format(shape=shape, eps=eps)

これを次のように書き換えて解決しました．

title = r'\texttt {shape}, $\mathrm{{eps}} = {eps:.0e}$'.format(shape=shape, eps=eps)